アルカイダ系勢力が犯行声明出す、イエメン観光地の爆発で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090327-00000020-cnn-int

(CNN) イエメン東部の有名な観光地シバームで3月15日、爆発があり韓国人観光客ら5人が死亡した事件で、国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」は27日までに、イスラム系のウェブサイトに犯行を認める声明を出した

声明によると、韓国はイラクアフガニスタンの軍事作戦で欧米と協調しているために韓国人を狙ったとしている。声明の真偽は不明

事件後、イエメン治安当局は外国人を狙ったアルカイダ系組織の関与を主張していた。また、自爆犯による犯行ともしていた。15日の爆発では、韓国人観光客4人とイエメン人ガイド1人が死亡、韓国人3人が負傷した。

イエメンはアルカイダを率いるオサマ・ビンラディン容疑者の一族の出身地。昨年1月には東部でベルギー人観光客2人が車への銃撃で死亡する事件が起きている。イエメン当局は国内のアルカイダ系勢力の掃討を続けていると主張している。

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朝鮮日報によると6人が検挙されているそうです。
イエメン自爆テロ:韓国人が犠牲、容疑者6人を検挙(上)
http://www.chosunonline.com/news/20090326000022

記事入力 : 2009/03/26 09:53:03

 イエメン内務省は25日、「今月15日にイエメン南部の観光地シバームで起こった韓国人観光客に対する爆弾テロ事件の容疑者12人のうち、6人を検挙した」と発表した。

 AFP通信はイエメン内務省のホームページに発表された内容を引用し、「指名手配中の容疑者のうち、国際テロ組織アル・カーイダに所属する6人を保安当局が逮捕した」と報じた。イエメン保安当局の幹部は、「検挙された容疑者は外国人観光客や石油関連施設などを狙った10件の追加のテロも計画していた」と述べた。内務省は「保安当局はこの下部組織の別のメンバーを追跡しており、検挙は時間の問題だ」と説明した。しかし内務省は、容疑者が正確にいつどこでどのように検挙されたのかについては公開していない。

 イエメン内務省は韓国人観光客に対するテロ事件発生後、「アル・カーイダが追加のテロを計画している」として容疑者らを追跡してきた。先週は自爆テロに直接・間接的に介入したとみられる容疑者12人を検挙するため、国防省発行の週刊紙を通じて写真を公開し、指名手配していた。当時内務省は「アル・カーイダに所属し、イエメンでテロ行為を計画する実行犯に関する情報の提供者には懸賞金を支払う」としていた

 現地時間15日午後5時50分(韓国時間夜11時50分)ごろ、イエメン南東部ハドラマウト州の古代都市遺跡があるシバームで発生した爆弾テロで、ソウル市江南区三成洞に住むパク・ボンガンさん(70)、同市陽川区木洞に住むキム・インヘさん(64)、同市江東区岩寺洞のチュ・ヨンチョルさん(59)、シン・ヘユンさん(55)夫婦ら4人が死亡した。パクさんをはじめとする韓国人観光客18人は今月9日に仁川空港を出発し、現地滞在7日目となる15日午後、一行のうち13人が車6台に分かれてシバーム観光を行った。シバームは砂漠にレンガで作られた古代都市遺跡が残る都市だ。そこで市内全景が見渡せる展望台に上ったところ、被害に遭った。前日14日にもシバームを訪問していたが、「とても美しいのでもう一度見たい」として再び訪れたという。さらに、この事件が発生した3日後の18日には、事件の処理と捜査のために現地入りした韓国政府の関係者と遺族らが乗った車もテロ犯の標的となった。2回目の攻撃では幸い被害は出なかった。

イ・テフン記者

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

ということのようです。