ポル・ポト派幹部裁く特別法廷で汚職疑惑、毎月と前職員暴露
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090331-00000018-cnn-int
プノンペン(CNN) カンボジアで1970年代後半に起きたポル・ポト旧政権らによる大量虐殺事件で、当時の幹部らの罪を問う特別法廷の複数の前職員は31日までに、同法廷でカンボジア人職員らによる汚職が進んでいる事実を明らかにした。
法廷はカンボジアと国連の共同設立。前職員によると1カ月当たり、3万ドル(294万円)─4万ドルの金額が職員給料から抜かれているという。この金額を懐に入れている人物などは不明。
同法廷は先に、運営の資金不足に直面、国際社会に援助を求め、一部が認められていた。法廷職員の高額給料は以前から問題視され、汚職疑惑も長年、指摘されていたが、前職員の主張が正しいのならこれを裏付ける材料ともなる。
法廷は20006年の設置で、カンボジア人と外国人の判事で構成され、最高刑は終身刑。現在は、多数の収容者が虐待、殺害されたツールスレン収容所の元所長、カン・ケク・イウ被告(66)が人道に対する罪や戦争犯罪、虐待、殺人の罪で裁かれている。
ポル・ポト派を裁く法廷というと
2004/10
■虐殺特別法廷設置へ カンボジア下院、批准承認
http://www.sankei.co.jp/news/041004/kok079.htm
1970年代のカンボジアの大量虐殺を行ったとされる元ポル・ポト政権最高幹部らを、大量虐殺罪などで裁く特別法廷を設置するという同国政府と国連の合意文書の批准について、カンボジア下院は4日、承認した。
今後、上院審議などを経て、合意文書が発効、法廷設置が最終的に決まる。
特別法廷は75−79年に処刑や過酷な強制労働などで約200万人の死者を出した政権幹部を大量虐殺罪などで裁くことを目的に、国連と政府が6年越しの交渉の末、昨年6月、共同設置で合意した。
合意文書は昨年中に批准される予定だったが、昨年7月の総選挙後、組閣をめぐる与野党対立から政局が混迷し、上下院の審議ができない状態が1年以上続いていた。
下院では批准審議に加え、裁判手続きの迅速化のため、カンボジアの特別法廷設置法が定めた3審制を2審制に改める法改正も審議された。(共同)
(10/04 14:16)
から紆余曲折をへてやっとたどりついたわけですが、汚職疑惑とは。先が思いやられます。