露政府、サハリン1承認 ガス売却先問題先送り

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090409-00000616-san-int

 ロシア政府は8日、米エクソンモービルや日本政府が出資する極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の2009年予算・事業計画を承認した。これにより、サハリン1は停止に追い込まれていた新鉱区の開発作業を再開できる見通しとなった。

 ただ、新鉱区で生産される天然ガスの売却先をめぐってはロシアと外資の対立が続いており、根本的な問題は今後に先送りされた形だ。

 交渉関係者によると、ロシアは昨年来、開発経費の増額を理由に予算承認を拒んできたが、ここにきて新鉱区開発が遅れるのは得策でないと判断した。また、改善の兆しも見える米露関係への影響を懸念したとの見方も出ている。(モスクワ 遠藤良介)

【関連記事】
・深刻な安全保障上の「現実」
・矛盾抱える旧ソ連地域 欧米接近のうねりなお
・対北制裁に踏み切れない中国 ぜいたく品輸出が増加
・サハリン2のLNG到着 千葉にタンカー第1便
・LNG価格交渉優位に “ポストサハリン”で日本企業

サハリン1開発停止も 露、09年予算承認せず 天然ガス計画に暗雲
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090310/1236640149
の続報ですね。ロシアもいまいち何を考えているのか分かりません。