<米政府>対キューバ関係に変化の兆し 米州サミットに注目

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000022-mai-int

 【メキシコ市・庭田学】半世紀にわたり敵対してきた米国とキューバの関係に変化の兆しが見えている。オバマ米政権は13日、キューバ系米国人の母国への送金や渡航規制の解除などを発表。キューバ革命指導部は、オバマ大統領と対話の用意があるというサインを繰り返し送っている。17日からカリブ海の島国トリニダード・トバゴで始まる米州機構(OAS)首脳会議(米州サミット)で、オバマ大統領が対キューバ政策について、さらに踏み込んだ姿勢を示すかどうかが注目される。

 米政府が13日に発表したキューバ系米国人の母国への送金や渡航規制の解除などは、オバマ大統領の公約の一つで、実施は時間の問題とされていた。米州サミット目前というタイミングを見計らっての発表で、オバマ政権の対キューバ政策の転換を中南米諸国にアピールする狙いがある。

 これに対し、キューバの革命指導者、フィデル・カストロ国家評議会議長オバマ政権との対話姿勢を改めて示しており、両国の「歴史的な接近」の可能性も浮上している。

 社会主義国キューバは、革命後の1962年、米州機構から事実上除名された。米州サミットはキューバだけを除く34カ国で開催されるが、左派系政権が増えた中南米諸国では、米州機構へのキューバ復帰を求める声が高まっている。復帰の是非は米国の対応次第という状況だ。

 AP通信によると、サミット開催国トリニダード・トバゴのマニング首相は、キューバも米州サミットに参加すべきだとの考えを表明。さらに3月29日、突然キューバを訪問しラウル・カストロ議長に対し、トリニダード・トバゴへの「適当な時期の訪問」を要請した。ラウル議長がサミット開催に合わせて同国を訪れるかどうかが注目される。

 オバマ大統領は、生涯で中南米諸国を訪問した経験がない。今回の米州サミットはブッシュ政権時代に冷え込んだ中南米諸国との関係を改善する機会にもなる。

【関連ニュース】
キューバカストロ前議長、オバマ政権との対話姿勢示す
キューバ:米が制裁を緩和へ 渡航や送金規制を全面解除
キューバ:米民主党議員団が訪問 関係改善を探る
WBC:カストロ前議長「日本の練習見習え」…敗戦を総括
WBC:日本、準決勝へ キューバに5−0

カストロ前議長は最初はキューバ制裁一部緩和は不十分と非難してました。
カストロ前議長、米国の対キューバ制裁一部緩和は不十分と
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000027-cnn-int

ワシントン(CNN) キューバフィデル・カストロ国家評議会議長は13日夜、半世紀近く続いていた米国による対キューバ制裁をオバマ政権が一部緩和したことについて、「最も厳しい制裁である禁輸措置については何の変化もない」と不十分だと指摘する意見を、国営通信社を通じて発表した。

カストロ前議長は、米国による禁輸措置を大量虐殺的なものと述べ、「その打撃は、経済効果だけで測れるものではなく、人間の命を奪い、キューバ国民に苦痛を与えている」と批判している。

その上で、オバマ大統領はその「才能」を、「ほぼ半世紀にわたって失敗し続けてきた」経済制裁を変え、建設的な政策を作り上げるために使うことが出来ると指摘し、さらに踏み込んだ政策転換を求めている

その後評価にまわりました。
米の制裁緩和、一転評価=キューバ前議長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000031-jij-int

 【サンパウロ14日時事】キューバフィデル・カストロ国家評議会議長は14日、政府系ウェブサイトに寄稿し、オバマ米政権が13日発表した制裁緩和措置を「訪問制限を緩めたのは前向きだ」と評価した。ただ、「最低限の措置で、まだ多くが残っている」として、禁輸措置の全面解除を改めて訴えた

 前議長は13日の寄稿では「最も非道な禁輸には一言も言及がなかった」と、制裁緩和では不十分と批判していた。

しかし、制裁緩和だけで、キューバ株上がってましたから、カストロ前議長も気をよくしたのでしょうか。
キューバ関連株が上昇、米制裁緩和の期待で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000721-reu-bus_all

 [トロント/ニューヨーク 13日 ロイター] 米政府がキューバに対する経済制裁を緩和するとの期待から、キューバに資産を持つ企業、および同国へ進出する可能性のある企業の株価がじわりと上昇している。

 キューバに資産を保有するカナダ資源大手シェリットや、クルーズ船運営のロイヤル・カリビアン・インターナショナルカーニバルなどが高い

 米政府は、米国の通信会社にキューバでの事業免許取得申請を許可すると発表。米政府が今後も対キューバ規制の緩和を続け、将来的には経済制裁を解除するのではないかとの期待感が生まれた。

 米政府が米通信会社にキューバでの免許取得を解禁したとしても、キューバが自国の通信市場を開放しない可能性があるとして、米通信会社の株が買われる動きにはならなった。ただ、米政府がエネルギー・資源セクターでも同様の対キューバ規制の緩和を行う可能性があるとして、シェリットが物色の対象となった。

 サルマン・パートナーズのアナリスト、レイモンド・ゴールディー氏は「フィデル・カストロが死去したとのうわさは過去10─15年間で6回は出た。その都度、シェリットの株価は約3%上昇している。このため、対キューバ規制の緩和は、シェリットに恩恵をもたらすとの考えが市場に染み付いている」と述べた。

 また、今回のシェリット株価上昇について「シェリットがキューバに持つ資産、特に原油天然ガス資産を売却できる可能性が出てきたことが支援材料となっている」と述べた。

米国が対キューバ規制緩和 サミット前に関係改善を模索
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090314/1237035150
からたどれますが、アメリカも中国に商機を奪われるなという意見があったようです。