イラン外相、対米強硬路線の変更を示唆…読売と単独会見

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090417-00000086-yom-int

 来日中のイランのマヌーチェフル・モッタキ外相は16日、東京都港区の同国大使公邸で読売新聞と単独会見し、核開発問題を巡り直接対話の姿勢を見せるオバマ米政権への対応に関し、「正確に、敬意を持って米政府の表明について検討している。オバマ政権が言葉上の変革を現実のものとするならば、我々の方の変革もあるだろう」と述べ、2国関係の改善に大きな期待を示した

 核問題でオバマ米大統領は、前提条件を設けずにイランとの協議を始める意欲を表明している。モッタキ外相の発言は、大統領がこれを実行し、ウラン濃縮停止などを求めたブッシュ前政権の方針を転換すれば、従来の強硬姿勢を改める可能性を示唆したものだ。

 外相はまた、オバマ大統領が目指す核兵器廃絶の方針を「素晴らしい理念だ」と評価。一方で、自国のウラン濃縮続行の基本方針は、「原子力エネルギーはすべての国の権利だ」として堅持する構えを示した。

読売新聞ですが、日本にこういうことを言うということは、米国との仲立ちを期待しているのかなと思います。というか日本がそういう立場をとってほしいなという個人的願望です。