暴力組織ムンギキと住民が衝突、24人死亡 ケニア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000010-cnn-int

ナイロビ(CNN) ケニア中部の町カラティナで非合法組織「ムンギキ」と地元住民が衝突し、少なくとも24人が死亡、3人が重傷を負った。当局者が21日に明らかにした。

カラティナは首都ナイロビから約100キロ北東部の都市。住民を追い出そうとするムンギキと、これに抵抗する住民との間で20日遅く、衝突が起きた。警察はこの事件で37人を逮捕、おの、なた、こん棒などの凶器を押収した。

ムンギキはケニアのキクユ民族を中心に構成され、1980年に民族意識を高める目的で発足したが、その後マフィアのような暴力組織と化し、組織犯罪とのかかわりを深めている

ムンギキを調べてみると、
ニュース系サーチエンジン(ムンギキ)(英語は読んでませんが最近の記事もありますNews Search Engine(Mungiki))
2008/02
マータイさんに殺害脅迫文 政権批判が原因か ケニア
http://www.asahi.com/international/update/0221/TKY200802210365.html

 アフリカ女性として初めて04年にノーベル平和賞を受賞し、「モッタイナイ」の合言葉で知られるケニアワンガリ・マータイさん(67)が20日、同国で続く政情不安に絡み、殺害すると脅されていることを明らかにした。昨年12月に再選されたキバキ政権が暴力を放置していると、批判したのが原因だという。

 マータイさんの発表文によると、脅迫文は19日、本人や支援者の携帯電話にメールで送信された。「いつも政府に反対するから、おれたちはあんたの首をとることにした。もうすぐだぞ」と英文で記した後、スワヒリ語で「チュンガ・マイシャ・ヤコ(命を大事にしな)」と続く。脅迫犯は、ケニア最大の民族キクユの民兵でもあるギャング団「ムンギキ」とみられている

 マータイさんはキバキ大統領と同じキクユ。02年の国会議員選で与党から立候補して初当選したが、07年末の同選挙では与党公認が出ずに落選。大統領選後の混乱について「殺人や略奪を野放しにしている」と政府を批判した直後の1月下旬、国がつけていた警護官が外された。

 今回の脅迫を受け、マータイさんは「ノーベル賞受賞者としての役割は、最も公平で正しい立場を支持すること。人々が良心に従って考えるよう訴えていく」とコメントしている。

キクユ人というと
ケニア>暴動から半年…難民「家に戻れない」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080614/1213423129

キバキ大統領の政治手法は、社会に『キクユ人対他民族』という新しい対立構造を作ってしまった。

と出ていました。

また、マータイさんというと最近でもこんな発言をしていました。
ケニアノーベル賞受賞者、アフリカ民衆に「蜂起」訴え
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090408/1239144223