ブッシュ前政権の中南米政策は失敗と断定、クリントン国務長官

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905020006.html

ワシントン(CNN) クリントン国務長官は1日、米国の中南米政策に触れ、一部の反米左派指導者を孤立させようとしたブッシュ前政権の方針は失敗したと断定、イラン、中国やロシアがこの間隙を縫って政治、経済的進出を図る結果に終わったとの見解を示した。

国務省での職員との集会で表明した。イランなどによる進出は米国の利益にならないと指摘、成否は別にして、米国は政治的意見が異なる中南米諸国の指導者とも話し合わなければならないと強調した。キューバベネズエラを念頭に置いた発言となっている。

イランによる中南米への浸透については、中米ニカラグアに大規模大使館を建設した事実を指摘。「この目的は想像出来る」とし、ニカラグアとの関係の在り方について検討する考えを示した。

キューバ関係については、現在はカストロ政権からの対応待ちであるとの考えを表明、オバマ大統領が関係正常化の条件としていた政治犯の釈放や言論の自由の保障などで同国の行動を見守っていることを明らかにした。オバマ政権は先に、米在住のキューバ人による帰省や送金規制を緩和している

EU、対キューバ制裁の正式解除を決定
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080620/1213974815
でもEUバチカンアメリカ国内でも制裁反対の声がありました。