露、米MDに対抗心あらわ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090509-00000627-san-int

 【モスクワ=佐藤貴生】第二次大戦の戦勝64周年を祝う軍事パレードが9日、モスクワ中心部の「赤の広場」など国内各地で行われた。最新型の地対空迎撃ミサイルS400「トライアンフ」が初披露され、米国が東欧で進めるミサイル防衛(MD)計画への対抗姿勢を示したほか、戦闘機などの航空機も昨年の倍以上の約70機が参加、「軍事大国の復活」を国内外に誇示した。

 モスクワでのパレードで披露されたS400は、米パトリオット地対空ミサイルを上回る射程400キロの能力を持つとされる「ロシア版MD」兵器だ。このほか、移動式大陸間弾道ミサイルICBM)「トーポリ」なども登場。ツポレフ95型戦略爆撃機などが首都上空を低空飛行した。

 プーチン首相とともにパレードを観閲したメドべージェフ大統領は演説で、「今日でも軍事的な冒険を行う者がいる。われわれへの攻撃には相応の反撃が加えられるだろう」と述べ、昨夏のグルジア侵攻を思い起こさせた。

 ロシア政府は昨年、将校の人数削減を柱とする軍改革を行うと表明したが、これに反対する幹部が抗議の辞任に踏み切るケースが続いている。金融危機のさなかにもかかわらず大規模なパレードを行う背景には、軍内部の士気を高める思惑もありそうだ。

ロシアもやっぱりMDつくってるんですね。しかし
<ロシア>軍が無人偵察機購入を検討 イスラエルから
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081226/1230238055

ロシアは性能の低い無人偵察機は所有しているが、グルジアイスラエル製を駆使し、ロシアとの技術力の差が如実に表れた。

というのもありましたが。