米国、中東和平実現に新たな案を模索─ヨルダン国王=英紙

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000246-reu-int

 5月11日、英紙タイムズがヨルダン国王の話として、米国は中東和平実現に向けた新たな計画に取り組んでいると伝えた。写真はオバマ米大統領。9日撮影(2009年 ロイター/Jonathan Ernst)

 [ロンドン 11日 ロイター] 米国は中東和平実現に向けた新たな計画に取り組んでいる。11日付英紙タイムズがヨルダンのアブドラ国王の話として伝えた。

 計画は、イスラム全世界がイスラエルを国家として認めるというもので、アブドラ国王が4月にオバマ米大統領と会談した際に構想が生まれたという

 同紙によると、アブドラ国王は「現在国連に加盟する57カ国がイスラエルを国家として承認していない。これはイスラエルにとって望ましい国際関係とは言えない。北朝鮮を国家として認めている国の数の方がイスラエルを上回っている」と指摘。その上で「世界の3分の1の国々が両手を広げてイスラエルを迎える機会を提供するというのだ。ヨルダン川ゴラン高原シナイ半島が将来ではない。将来は大西洋のモロッコ、太平洋のインドネシアだ。それが見返りだ」と述べた。

 一方で国王は、和平交渉が遅れれば、今後1年─1年半にわたり、アラブやイスラム世界とイスラエルの間で新たな対立が生じると警告した。

 また5月18日にワシントンで予定されているイスラエルのネタニヤフ首相とオバマ米大統領の会談で、中東和平実現に向けた成果が得られるよう大いに期待を寄せていると表明。「イスラエル側に躊躇する姿勢が見られたり、(中東和平実現に向けた)米国からの明確な09年のビジョンが打ち出されなければ、オバマ大統領が世界各地で築いた絶大な信頼は一夜にして失われるだろう」と指摘した。

 報道に関するホワイトハウスのコメントは現在のところ得られていない。

イスラエルを認めている国が北朝鮮を認めている国より少ないと言うのは知りませんでした。将来はのくだりは意味がよく分かりません。

しかしこの承認が行われればイスラエルの蛮行は減るのでしょうか、分かりません。

イスラエルに入植地拡大中止と2国家並存承認迫る、米副大統領
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090506/1241611951
というのもありましたが、スケールが違いますね。