海上保安庁等、パキスタンなど6カ国から研修員受入

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000010-indonews-int

 海上保安庁は、国際水路機関(IHO)と英国海洋情報部(UKHO)等と共に、国際水路機関海図専門家の育成及び専門家間の国際的ネットワークを構築するため、新たな研修を立ち上げ、アジアを中心とする世界各国からの研修員に対して、今年の秋から研修(日本キャパシティビルディングプロジェクト)を行うこととした。

 世界の航海用電子海図(ENC)の整備が進む中、電子海図が整備されていない海域(空白海域)が存在している国の海図専門家に対し、海図作成及び海図の電子化並びに最新維持の技術を身につけさせ、ENC刊行の促進を図ることが喫緊の課題となっている。

 海上保安庁はこのため、日本財団と協力し、国際水路機関(IHO)、英国海洋情報部(UKHO)、及び財団法人日本水路協会(JHA)とともに、下記のとおり海図専門家育成の研修(日本キャパシティビルディングプロジェクト)を行うこととした。

1. 研修期間
 2009(平成21)年9月7日-12月18日

2. 研修場所
 英国海洋情報部(UKHO)
 
3. 研修内容
 海図作成、測量データ処理、電子海図の3単位(各5週間)

4. 研修員
 IHO からの研修員募集に対し、定員(6名)を遙かに上回る41カ国から49人の応募(IHO 非加盟国からの応募を含む)があり、4月22日にIHO 事務局で開催された選考委員会により厳正な選考がおこなわれた結果、パキスタン、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ケニア、トルコの6カ国から各1名ずつの研修員が選考された。

 なお、航海用電子海図:Electronic Navigational Charts(ENC)とは、船舶の安全で効率的な運航を支えるため、海図情報を電子化した海図である。

05/11/2009

なんかこれ一部の人から日本海ではなく「…」と呼べとかこないですかね??