病院にも砲撃、赤十字職員死亡 スリランカ

http://www.asahi.com/international/update/0513/TKY200905130324.html

2009年5月14日0時1分

 【ニューデリー=武石英史郎】スリランカ北部で多数の市民を「人間の盾」にして立てこもっている反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」の支配地域で13日、激しい砲撃があり、赤十字国際委員会(ICRC)によると、現地で救援活動に当たっていたICRC職員が死亡した。AP通信は、同地域内の仮設病院関係者の話として、病棟などへの砲撃で、少なくとも50人が死亡したと伝えた

 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「人間の盾」となっている推定5万人の市民が「砲弾の餌食」になっていると非難。米英外相は連名で「戦闘行為の即時停止」を求める声明を出した。

 死亡したICRC職員は水道技師の男性(31)で、母親も亡くなったという。AP通信によると、砲撃を受けた仮設病院は12日にも砲撃を受けており、その時の負傷者の多くが犠牲になったという。LTTE側は、砲撃は政府軍によるものだと主張。政府側は関与を強く否定している。

 ICRCは例外的に同地域での活動を認められている。

やはり両者非難し合ってますね。話し合いの余地は無いようです。