イランの米国人記者解放「日本が積極的な役割」 米国務省高官

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090512AT2M1200H12052009.html

 米国務省高官は11日、イランが日系米国人ジャーナリストを釈放したことについて「日本が積極的な役割を果たしてくれた」と日本の取り組みを高く評価した。別の高官も「中曽根弘文外相がこの問題を取り上げてくれた」と語った。ギブズ大統領報道官も記者会見で「オバマ大統領は彼女の帰国を心待ちにしている」と述べた。(ワシントン支局) (16:00)

なんか日本ヨイショ記事のようにも感じますが(とくにギブズ大統領報道官ってなにが「も」なんでしょうねぇ)、一応今までの報道で、

「日本が仲介役」 イランでの日系米国人記者スパイ判決で官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000527-san-pol

 河村建夫官房長官は20日午前の記者会見で、日系米国人記者がイランにおいて「スパイ罪」で禁固8年の判決を受けた問題について、「米国とイランの関係は雪解けムードにある。日本はイランと友好関係を保っているので仲介役をしていかなければならない」と述べ、日本が何らかの仲介を行う意向を示した。

 米国の釈放要求については「米国籍なので日本が直接動いていることはないが、関心を持って見つめている」と述べた

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日本は直接動いてなかったけど積極的な役割を果たしたと…どうにもわかりません。

ちなみに彼女の容疑は
イラク戦「極秘文書」を入手か=日系米記者の弁護士明かす−イラン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000103-jij-int

 【カイロ13日時事】イランでスパイ罪により禁固8年の判決を受けた後、控訴審減刑されて11日に釈放された日系米国人ジャーナリスト、ロクサナ・サベリさんの担当弁護士は13日、AFP通信に対し、サベリさんがイラク戦争に関する「極秘文書」を入手したために同罪に問われたとの見方を示した。

 イラン大統領府付属の研究センターが作成した文書は、2003年に米国などが始めたイラク戦争に関するもので機密扱いになっていたという。サベリさんは、この文書を報道などには使わなかったとされる。

 別の担当弁護士は、「もし文書を利用していれば禁固10年だった」と述べた。 

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どうもはっきりしない表現ですが、極秘なんですね。ともあれ無事解決してよかったです。