世銀とドイツ、対ジンバブエ支援を発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000004-cnn-int

ハラレ(CNN) 世界銀行の関係者は19日、アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレ市内でツァンギライ首相およびビティ金融相と会談し、ハイパーインフレで経済が崩壊状態にある同国に対して2200万ドル(約21億2000万円)の支援を実施すると発表した。

支援の具体的日程は公表されていないものの、関係者は今後数週間内としている。関係者はまた、ジンバブエが2000年以来、国際金融機関に対する債務10億ドル(約960億円)余りを処理した場合、世銀が融資を実施する可能性も示唆した。

ドイツ経済協力開発省もこの日、1000万ユーロ(約1350万ドル、約13億円)の対ジンバブエ支援を発表。ツァンギライ首相の要請を踏まえ、半分をコレラの感染対策である水の浄化に拠出する方針を明らかにした。ジンバブエではコレラが猛威をふるっており、昨年4000人が死亡している。ドイツはこのほか、肥料や種の供与といった農業支援も実施する意向を明らかにした。

ジンバブエは経済面と人道面で重大な危機に瀕している。今年2月に与野党連立政権が樹立されて以来、同国は経済立て直しに向けて海外に80億ドル(約7700億円)余りの支援を求めている

ムガベ大統領の名前が全く出てこないのが不思議ですが、国民は悪くないでしょうから、支援はいいことだと思います。