<ソマリア沖>海自派遣部隊 他国とネットで不審船情報共有

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000153-mai-pol

 防衛省は19日、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊の派遣部隊が、各国海軍が利用するネットワーク経由で、周辺海域の不審船情報を得ていることを明らかにした。派遣部隊は日本関係船舶の護衛のために派遣されたが、各国海軍との情報交換や連携のあり方について、国会などでの具体的な議論は深まっておらず、今後の課題となりそうだ。

 防衛省によると、不審船情報をインターネット経由で共有する仕組みで、メールなどで他国海軍と情報交換できる。このネットワークからの情報で、マルタ船籍のタンカーの攻撃情報を受けて艦載ヘリコプターを現場に発艦させるなど既に2回、対応したという。

 防衛省は、万一、交戦中だった場合は「状況を見ながら(他国海軍などに)通報するにとどまる。武器使用はできない」としている。【本多健】

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日本国内的にはそれでいいのかもしれませんが、世界的に意義を認められるような方がいいと思うんですが。