国連安保理、スー・チーさん解放を「間接的表現」で要求

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090523-OYT1T00486.htm

 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は22日、ミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが起訴されたことに懸念を表明する報道機関向け「プレス声明」を発表した。

 声明は「すべての政治犯の解放の重要性を強調する」とし、スー・チーさん解放を間接的な表現で求めた

 米英仏は議長声明の採択を目指していたが、中露の反対で、安保理の非公式文書であるプレス声明での対応にとどまった
(2009年5月23日14時48分 読売新聞)

なぜ沈黙?チベット騒乱に国連、音なし(+ミャンマーとの違い)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080411/1207932016
ではミャンマー関連では

最近は「組織的で大規模な人権侵害は(地域の安全への)脅威の予兆」という発想から人権問題を取り上げる動きが米欧を中心に活発になり、昨年9月のミャンマー軍政による反政府デモ隊の武力鎮圧では議長声明採択にまでこぎつけた

だったのですが、今回は報道機関向けなんですね。人権問題に関しては、国連は後退していると思います。