非毛派の新首相選出=混迷ひとまず収束へ−ネパール

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090523-00000124-jij-int

 【ニューデリー23日時事】ネパールのダハル首相(共産党毛沢東主義派議長)が今月、陸軍参謀長の解任をめぐる内紛で辞任し、同派主導政権が崩壊したのを受け、制憲議会(定数601)は23日の本会議で、第3勢力である統一共産党のマダブ・クマール・ネパール上級幹部(56)を新首相に選出した。

 ネパール氏以外に立候補の届け出はなく、議員投票を経ずに選出された。毛派は議事をボイコットした。

 同氏は第2勢力のネパール会議派を含め、定数の3分の2近い支持を確保。近く組閣が行われ、統一共産党主導の連立政権が誕生する見通し。

 内紛に伴う政情混迷はひとまず収束する。ただし毛派は野党に回る可能性が高く、制憲作業をはじめ内戦後の和平プロセスが波乱含みであることに変わりはない。

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細かくは追っていませんけどここら辺も不安なところですね。