イラン南東部のモスク爆発、米国が関与―当局者=報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000955-reu-int
5月29日、イランの州政府当局者は、同州のモスクで起きた爆発事件に米国が雇った人物が関与していたとの見方を示した。写真は現場の天井に残った血痕。28日撮影(2009年 ロイター/IRNA)[テヘラン 29日 ロイター] イランの州政府当局者は29日、同州のモスクで28日夜に起きた爆発事件に米国が雇った人物が関与していたとの見方を示した。
Fars通信が伝えた。
爆発は、イラン南東部のパキスタンに近いザヘダンのモスクで起き、約20人が死亡、80人以上が負傷した。
シスタン・バルチスタン州政府のJalal Sayyah氏は、同通信社に対し「ザヘダンのテロ事件に米国などが雇った人物が関与していることを確認した」と述べた。また、この爆発に関連して3人を逮捕したことを明らかにした。
イランの一部メディアは、自爆テロの可能性を報じている。
国営イラン通信(IRNA)によると、同州のアリ・モハマド・アザド知事は「爆発に関与したテロリストグループを逮捕した。メンバーの尋問が続いている」と明らかにした。
イランでは2週間後の6月12日に大統領選挙が控えている。
時事通信もアメリカ関与のファルス通信からの情報を伝えています。
■イラン地元当局者、米国の関与示唆=爆弾テロ、死者23人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000117-jij-int
【カイロ29日時事】イラン南東部シスタンバルチスタン州の州都ザヘダンにあるモスク(イスラム礼拝所)で28日起きた爆弾テロで、地元当局者は29日、米国に雇われた者が事件に関与していると非難した。ファルス通信が伝えた。
一方、犠牲者数について地元通信社は30人死亡と報じていたが、地元関係者は、死者23人、負傷者125人と述べた。同州には少数派のバルチ人の部族民が多数住み、イスラム教スンニ派過激組織「アラーの兵士」の活動も活発。イラン政府は、過去にも米国が反政府勢力を支援していると指摘している。
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Fars通信は http://english.farsnews.com/farsnews.php のようですが、america terror などの言葉は無いようです。
バルチ人はパキスタンのバローチー人と同じだと思うのですが、どうなんでしょう。