「テロ容疑者への過酷な尋問必要」 ブッシュ前米大統領が講演

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090530/amr0905301336006-n1.htm


29日、カナダ・トロントで討論するブッシュ前大統領(左)とクリントン元大統領(ロイター)

 退任後、公の場での発言を控えてきたブッシュ前米大統領が28日、中西部ミシガン州で講演し、テロ容疑者に対する「水責め」などの過酷な尋問方法を現職時に容認したことを「米国民を守るために必要なことをした。法の枠内で決断した」と述べ、正当な措置だったと主張した。29日付のデトロイト・フリープレス紙が報じた。

 オバマ政権は「水責め」などは拷問として、発足直後に中止を決定し、過酷な尋問を容認した司法省の覚書も公表。チェイニー前副大統領が「無謀で無計画」と批判してきたが、ブッシュ氏もこの日「得られた情報は(発生したかもしれないテロから)命を救った」と、当時の自らの判断を正当化した。(共同)

すると今後自国民の命を守るという大義名分があれば、拷問は正当化されるという事ですね。まぁ当然のように行われてるところが多いとは思いますが。

でも、
アル・カーイダ水責め尋問「逆効果だった」…FBI元捜査官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090515/p5

元捜査官は信頼関係の構築などを基本とする通常の方法で尋問し、アル・カーイダ最高幹部ハリド・シェイク・ムハンマド容疑者(逮捕済み)が米同時テロに関与していたなどの有力情報を自白させた。

ところが、中央情報局(CIA)に委託された民間取調官が続いて尋問を担当した際、水責めを行った結果、ズベイダ容疑者は口を閉ざしたとされる。

という報告もあるんですよね。どちらが正しいのかはっきりさせて欲しいです。