北極圏の石油と天然ガス、埋蔵量は予想以上と 米調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090530-00000015-cnn-int

(CNN) 北極圏の海底にある石油と天然ガスの埋蔵量が、これまで考えられていた量のほぼ2倍にも達する可能性があるとする調査報告を、米地質調査所(USGS)らの研究チームが米科学誌サイエンスの最新号に発表した。

北極圏に接する国は多く、北極圏の開発にあたっては環境への影響を考慮した、遺漏のない規制などが必要だと指摘している。

USGSと各国研究者の調査によると、北極圏の海底にある石油量は全世界の埋蔵量のうち13%、天然ガスでは30%に相当すると見積もっている。量にすると、石油は400─1600億バレル。これまで考えられていた埋蔵量は900億バレルだった。

米エネルギー省によると、全世界の石油使用量は現在、年間300億バレル。

北極圏の石油開発はまだ本格的には行われていないが、米石油大手エクソンモービルなどがすでに試掘に着手している。

北極海の資源争いこれからどんどん激しくなっていきそうですね。