イランと「真剣な対話」行う用意=オバマ米大統領

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000222-reu-int


 6月5日、オバマ米大統領はイランと「真剣な対話」を行う用意があると表明。写真は4日、カイロで演説するオバマ大統領(2009年 ロイター/Goran Tomasevic)

 [ドレスデン(ドイツ) 5日 ロイター] オバマ米大統領は5日、訪問先のドイツで会見し、イランと「真剣な対話」を行う用意があり、今こそ中東和平に向けて行動すべきだとの認識を示した。大統領はメルケル独首相との共同会見で「中東の核軍備競争は避けなければならない」と述べた。

しかしイランは
米国は中東で「激しく憎まれている」=イランのハメネイ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090604/p6
といっているんですよね。その主な理由は米国の"行動"の変化を待っていたけど、それが無いと判断したと言うことだと思うんですけど、今からで"行動"間に合うんでしょうか。

しかも
米国人の46%、イスラム諸国を好ましく思わず 世論調査
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906020026.html

ワシントン(CNN) イスラム諸国を「好ましく思わない」米国の成人が過半数に近い46%に上っていることが、CNNとオピニオン・リサーチが実施した最新の世論調査で明らかになった。2002年調査時から5ポイント上昇しており、「好ましい」との回答はわずか5人に1人だった。

イスラム諸国に対して「中立的」な意見だとの回答は10人中3人だった。

調査では、イスラム諸国の国民が米国にどのような感情を持っているかを質問。その結果、回答者の約8割が「イスラム諸国の人々は米国を好ましく見ていない」と考えていた

また、イスラム諸国の人々が米国は重要だと考えているとする回答者は53%で、47%は重要だとは考えていないと思っており、意見は二分した。

このほか、米国とイスラム諸国が戦争状態にあると考えているのは36%で、62%は戦争状態にないと応じていた。この比率は、2002年調査時とほぼ変わっていない。

しかし、回答者の約6割が「イスラム諸国側は、米国と戦争状態にあると思っている」と考えていた

調査は全米の成人1010人を対象に、オバマ大統領による欧州・中東歴訪を控えた5月14─17日にかけ、電話で実施した。オバマ大統領は6月3日にサウジアラビアに到着してアブドラ国王と会談し、翌日にエジプト入りし、米政府のイスラム政策に関する演説を行う。

アメリカ人も自分達が憎まれていることにも自覚的です。オバマ大統領孤立しないでしょうか。

しかしアフマディネジャド大統領の演説
アフマディネジャドは世界秩序の変化を呼びかけた。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090423/1240502625
を読んでいると、希望も持てる気がします。