09年の穀物生産3%減、価格下落で減産 FAOが見通し

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090604AT2M0402Y04062009.html

 【ジュネーブ=藤田剛】国連食糧農業機関(FAO)は4日に発表した2009年の世界の食料見通しで、同年の穀物生産量が前年比3%減の22億1880万トンになると予測した。昨年秋の金融危機などから穀物価格が急反落し、採算悪化に見舞われた生産者が作付けを抑えたため。この結果、世界全体の穀物在庫は前年比1.4%減の5億2090万トンになる見通しだ。

 穀物ごとの生産量予測をみると、小麦が前年比4.2%減の6億5580万トントウモロコシやキビなどの雑穀が3.8%減の10億9850万トンと減少に転じる。一方、コメは0.9%増の4億6450万トンとなる見通し。

 FAOが算出する穀物価格指数(02〜04年=100)は09年1〜5月期が181で、 08年通年より31%低い。価格の下落によって09年の世界の食料輸入額は前年比22%減の7891億ドル(約76兆円)に減少する見通しで、日本など食料輸入国の経済にはプラス材料となる。
(00:27)

日本にプラスなのは片目つぶっていいということにしてもいいのかもしれませんが、現実は
南アジアの飢餓人口、過去2年で1億人増加=ユニセフ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090604/p2
なのに…

まぁ日本がプラスの分で支援するだろうからいいということでしょうか(んなわけない)。