「関係改善、米国が最初に行動を」イラン大統領顧問会見

http://www.asahi.com/international/update/0608/TKY200906080039.html

2009年6月8日10時24分

 【テヘラン=吉武祐】イランのアフマディネジャド大統領のメディア担当顧問、メフディ・カルホール氏(59)がこのほど、朝日新聞記者と会見し、30年近く断交が続く対米関係について「関係改善のための最初の行動は米国が取るべきだ」などと語った。

 12日投票の大統領選でアフマディネジャド氏は優位に立つと見られているが、再選された場合、米国との直接対話は簡単には始まらないとの認識を示したものだ。

 大統領側近のカルホール氏は「米国が超大国の立場で世界を支配する時代は終わった」と主張。一方で、「イランへの内政干渉は300件以上ある。イスラム体制転覆のための予算も計上されている」と指摘し、米国が「言葉遣い」だけではなく、具体的な政策を改めるべきだとする指導部の立場を強調した。

アメリカのイラン批判はわりと情報はいってきてると思うんですが、イランのアメリカ批判はなかなか珍しいですね。イランへの内政干渉300件以上と、イスラム体制転覆のための予算というのも、本当か確認しようも無いですけど。