イラン抗議デモ数十万人規模に発展　銃声が聞こえたとの報道も

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090616/mds0906160126001-n1.htm

　【テヘラン＝村上大介】イラン強硬保守派の現職、アフマディネジャド大統領が大統領選で「圧勝」したとの当局発表に対し、「不正があった」と反発する改革派支持者たちがテヘラン中心部で始めた抗議デモは１５日午後（日本時間同日夜）、数十万人規模に達した。フランス通信（ＡＦＰ）が報じた。改革派候補のムサビ元首相やハタミ前大統領も参加した。英ＢＢＣ放送は、治安部隊に実弾の発砲許可が出たと報じており、緊張が高まっている。ロイター通信はイラン国営テレビの報道として、「銃声が聞こえ、人々が逃げ回っている」と伝えた。
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やはり改革派支持者を抑えきれないと思ったのか、先日選挙結果の支持をしていたハメネイ氏も心変わりしたようです。
■ハメネイ師、大統領選の調査を指示　ムサビ派はデモ決行
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906150020.html

テヘラン（ＣＮＮ）　イランの政府系放送局プレスＴＶは１５日、保守強硬派の現職アフマディネジャド氏が勝利した大統領選について、最高指導者ハメネイ師が不正疑惑の調査を指示したと伝えた。一方、敗退した改革派のムサビ元首相の支持者らは同日、当局の許可が得られないまま、テヘラン大学で抗議デモを決行した。
プレスＴＶによると、ハメネイ師は一方で、不正があったと主張するムサビ氏に法的手段を通すよう求めている。国営イラン通信によれば、ハメネイ師は１４日、大統領選の結果を支持する意向を表明していた。
デモ会場周辺の目撃者によると、参加者らは「独裁者に死を」などのスローガンを叫びながら行進しているという。
ムサビ氏陣営は、同日全国でデモを実施するとの申請を当局に出したが却下された。支持者らは当局の意向にかかわらず、デモを決行する姿勢を示していた。

この混乱はしばらく治まりそうにありませんね。