奴隷制謝罪決議を採択=「残酷さと非人道性」認める−米上院

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000054-jij-int

 【ワシントン18日時事】米上院は18日の本会議で、過去の黒人奴隷制に対する謝罪決議を全会一致で採択した。決議は奴隷制の「残酷さと非人道性」を認めるとともに、「人種の偏見や差別を社会からなくすよう、すべての米国民に努力を求める」としている

 今年は黒人初のオバマ大統領就任や、奴隷解放を宣言したリンカーン第16代大統領の生誕200周年などで、人種間の融和に向けた機運が盛り上がっていることが採択の背景にある。下院は昨年に類似の決議を採択したが、昨秋の選挙で構成が変わったため、来週にも採択し直す。

 ただ、上院の決議は「米政府に対する賠償請求を承認するものではない」と明記しており、黒人の議員や団体からは不満の声が出ている

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やはり賠償請求は承認しませんね。謝罪系の記事をまとめたエントリはこちら↓
豪首相 アボリジニ隔離謝罪
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080213/1202909142