自爆テロで共和国大統領が重傷 ロシア南部イングーシ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000020-cnn-int
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906220031.html

モスクワ(CNN) ロシア南部イングーシ共和国で22日、エフクロフ共和国大統領の車列を狙ったとみられる自爆テロがあり、同氏を含む4人が重傷を負ったほか、警護担当者と運転手が死亡した。

エフクロフ氏の報道官によると、同氏は重度の脳振とうと肋骨骨折、肝臓破裂と診断されて手術を受けた。生命の危険はないという。

捜査当局者が地元報道機関に語ったところによると、車列が同氏の事務所へ向かう途中、路肩で車に爆弾を仕掛けた犯人が自爆した。エフクロフ氏の暗殺を図ったとみられる。

ロシアのメドベージェフ大統領は、事件を「テロ行為」と非難する声明を出した。

イングーシはイスラム教徒が多数派を占める共和国。ロシア政府が最近まで武装勢力掃討作戦を続けてきたチェチェン共和国に隣接し、現在もテロ対策に苦慮している。

生命の危険は無いと明記されてるのはCNNくらいのような気がします。

また、毎日新聞によると、
<ロシア>イングーシ共和国大統領が重傷 自爆テロ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000065-mai-int

 【モスクワ大木俊治】タス通信によると、ロシア南部イングーシ共和国で22日、エフクロフ大統領らを乗せた車列の横で車が爆発し、大統領は頭と胸に重傷を負った。また、大統領の警護員ら2人が死亡した。捜査当局は自爆テロと断定。ロシアのメドベージェフ大統領は連邦保安庁(FSB)と内務省に事件の徹底捜査を命じた。

 共和国では今月10日、共和国最高裁の副長官が狙撃され死亡したほか、隣接するダゲスタン共和国では5日に共和国内相が射殺された。メドベージェフ大統領は昨年10月、治安強化のためイングーシ共和国のジャジコフ前大統領を解任し、エフクロフ氏を後任に指名したばかりだった。

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とのことで、この地方はなにかと安定しないようです。