米国よりイラン怖かった=大量破壊兵器査察拒否の理由−故フセイン元イラク大統領

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000104-jij-int

 【ワシントン2日時事】イラクの故フセイン元大統領が2003年に米軍に拘束された後、米連邦捜査局(FBI)の捜査官に対し、イラク大量破壊兵器保有していないにもかかわらず、国連の査察を拒絶し続けたのは、最大の脅威のイランに弱みを悟られないためだったと証言していたことが1日、明らかになった。

 ジョージ・ワシントン大学の国家安全保障公文書館が、04年に行われた20回の取り調べと捜査官との5回の会話の記録を入手し、公表した。

 それによると、フセイン元大統領はイランによるイラク南部併合が最大の脅威だったと指摘。国連査察団の復帰を受け入れて、イラクの軍事力の弱点をさらすよりも、「米国の攻撃の方が脅威は小さい」と考えたことを説明した。

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今はアメリカもイランの脅威を強調したいからこういう記事が出てくるんですかね。