<ウイグル問題>豪映画祭に中国人監督「抗議の不参加」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000081-scn-int
 オーストラリアで24日に始まるメルボルン国際映画祭で、予定されていた中国3作品が上映を取りやめることが分かった。中国人監督も出席しない。中国が新疆ウイグル自治区の独立を画策し、テロ活動を行ったとして避難を続けている、ラビア・カーディル女史が開幕式に出席し、同女史の記録映画が上映されることに対する、中国側の抗議という。新華社が外電を引用して伝えた。

 上映が予定されていた中国作品は、『河上的愛情』(賈樟柯監督)、『完美生活』(香港・唐暁白監督)、『上訪』(趙亮監督)。
 同映画祭はラビア女史を招待。同女史を紹介する記録映画『愛に関する10の条件』を上映する。

 メルボルン国際映画祭は1年に1回開催されており、2009年は第58回。歴史も長く、南半球では最も権威ある映画祭のひとつとされている。(編集担当:如月隼人)

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上はサーチナですが、まぁはっきり言わなくても分かると言うものかもしれませんが
中国監督、豪映画祭出品を辞退=新疆暴動が影響

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000092-jij-int
 【北京時事】オーストラリアのメルボルンで24日開幕する国際映画祭で、中国の有名監督が出品を辞退することを決めた。新疆ウイグル自治区での暴動を扇動したと中国当局が非難する人権活動家ラビア・カーディルさんのドキュメンタリー映画が同映画祭で上映されることが理由だという。中国メディアが23日、伝えた。

 国際問題紙・環球時報によると、辞退を発表したのは賈樟柯ジャ・ジャンクー)監督ら。同監督は、映画祭の政治化を懸念し、「多くの同胞が暴動の悲劇から立ち直っていない中、あのような(ラビアさんの)映画と一緒に出品したくない」と語っている。

 同紙はまた、豪メディアが「中国政府の圧力を受けた辞退」と観測していると報じた。 

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この同紙というのが何か分かりませんが、おそらく中国内向けの報道だと思うのですが、こんなことをかくと中国政府というのは海外からも普通に自国民の自由を奪っていると思われないでしょうか。実際はどうだったのか気になります。