<ウイグル問題>豪映画祭に「殺してやる」の脅迫電話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000100-scn-int
 6日付環球時報によると、オーストラリアで開催中のメルボルン国際映画祭の組織委員会「殺してやる」などとする脅迫電話が多数あったことが分かった。同映画祭が、中国が「新疆分離のテロ活動の黒幕」などと非難を続けている世界ウイグル会議ラビア・カーディル議長を招待し、同議長を描いた記録映画『愛に関する10の条件』の上映を決めたことで、中豪間には大きな対立が発生した。

 映画祭組織委側は脅迫電話が寄せられたことについて、「屈しない。(『愛に関する10の条件』は)計画通りに上映する」との考えを示した。

 『愛に関する10の条件』のダニール監督は、中国政府を批判して「(自国内の問題に対する批判には強く反発する中国政府が)他国の内政に干渉している。ダブルスタンダード。オーストラリアの言論の自由に干渉している」と述べた。

 環球時報は中国のネットユーザーのオーストラリアに対する反発の声も紹介したが、映画祭組織委や記録映画監督の主張を、それより多い字数を割いて紹介した。中国のメディアとしては異例の構成だ。(編集担当:如月隼人)

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これは確かにそのとおりですね。というか殺してやるなどと言うとウイグル人のことも殺していたんじゃないかと勘ぐってしまいますが。