抗日戦争研究 中国寄り学者ら影響力拡大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090816-00000560-san-int

 【北京=矢板明夫】中国と台湾の歴史学者ら約70人が参加した「第2回海峡両岸抗日戦争歴史学会」が16日、2日間の日程を経て北京で閉幕した。「日中戦争が中国社会に与えた影響」が会議のテーマで、旧日本軍による細菌戦や労働者の強制連行などに関する約50の論文が発表された。双方はこれから日中戦争に関する史料集を共同で編集することについても合意したという。

 関係者によると、同会議は中国側が主導する形で開かれ、台湾側の出席者はほとんど馬英九政権に近い国民党系学者だという。2007年夏に開かれた第1回会議は協力方法についての意見交換が中心だったが、2回目となった今回は初めて、双方がそれぞれの研究成果を披露した。日中戦争に関する多くの史料は、国民党政権によって台湾に運ばれたため、中国側の学者はこれまでに「史料不足」のため研究する際に限界を感じたことも多かったという。

 中国社会科学院世界歴史研究所の湯重南教授は産経新聞の取材に対し、「今回、台湾学者と交流することで、新発見もあり大変刺激となった。今後、交流をさらに深めることで、研究史の空白を埋めていきたい」と話している。

 「抗日戦争の歴史を知らない台湾の若者が多く、両岸の共同研究を通じてより多くの台湾人に歴史の真実を知ってもらいたい」と会議で発言した台湾の学者もいたという。

 11年夏に台北で第3回会議の開催も決定したという。台湾側の関係者によると、昨年5月の馬英九政権誕生以後、中台関係の大幅改善に伴い、台湾の学術界では、陳水扁時代に表舞台で活躍した日本に友好的な学者の影が薄くなり、今回の会議に参加した中国に近い学者らが影響力を拡大しているという。

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うーん日中歴史共同研究はどうなったんすかねー。
ガス田開発合意1年 中国側は「奇妙な停滞」 日本に主導権?
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090617/p4
では

報告書提出の予定が昨年7月から昨年末に延び、さらに今春へ先送りされ、まだ実現していない日中歴史共同研究

とありましたが、そっちはあきらめて台湾と既成事実を積み上げたいのかなぁという感じですが。

ところでガス田の方は
白樺ガス田に中国船 重大な懸念 申し入れ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090715/p5

どちらも新聞・ブログ検索
http://news-net.ddo.jp/
しましたが、これ以降は出てないようです。