湾岸オイルマネーがタリバーン資金に ホルブルック代表指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090826-00000012-cnn-int
イスタンブール(CNN) 米国のホルブルック特別代表(アフガニスタン・パキスタン担当)は25日、CNNの単独インタビューで、イスラム強硬派タリバーンが、ペルシャ湾岸の産油国からの資金に大きく依存していると指摘した。ホルブルック氏によると、湾岸諸国からタリバーンに流れている資金は、アヘンやヘロインの密売収入を上回る。スーツケースで金を持ち込む個人が増えているとみられ、イスラム教徒の聖地巡礼やイスラム社会の地下送金システム(ハワラ)、慈善活動を利用する事例もある。同氏は、タリバーン対策でこの点を重視する必要性を指摘した。
ホルブルック氏はこの日、トルコのイスタンブールで開かれたパキスタン友好国閣僚級会合に参加。十数カ国や国際機関の代表団、パキスタンやトルコ、スウェーデン、カナダ、アラブ首長国連邦、イランの各国外相らが出席した。この日は主に、タリバーンとパキスタン軍の戦闘で荒廃したパキスタン北西部の復興支援について話し合いが行われた。
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見出しにはオイルマネーとついていますが本文には出てきませんね。しかし、ということはタリバンもこの金融危機や石油価格下落の影響を受けているんでしょうか。