反政府組織撲滅で残虐行為か、NGOが映像公開 スリランカ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090827-00000008-cnn-int
ニューデリー(CNN) ドイツに本拠を置く非政府組織(NPO)が、裸で縛られた男性が迷彩服を着た男たちに射殺される様子を映した映像をスリランカで入手したと発表した。スリランカ政府軍と反政府武装勢力タミル・イーラム解放の虎(LTTE)との戦闘末期に、軍による残虐行為があったことを示すものだと主張している。

映像は、迷彩服姿とみられる男たちが裸で目隠しをされ縛られた男性に銃口を突きつけて次々に射殺し、9人の遺体が血まみれで地面に横たわる場面を映している。携帯電話のカメラで撮影されたと見られ、スリランカ公用語であるシンハラ語の音声も入っていた

CNNではこの映像がいつどこで撮影されたのか、映っているのが誰なのかは確認できなかった。スリランカの関係者は、軍がLTTEの残党を追い詰める過程で撮影されたもののようだと話した。映像を公開したNPOも、男たちが着ているのはスリランカ軍の制服だと主張している。

これに対してスリランカ政府は「スリランカ兵がこうした状況に関与したことはない。すべてでっち上げのやらせだ」と反論した。

LTTEは政府軍との26年にわたる戦闘の末、5月に壊滅した。政府とLTTE側は双方が残虐行為を行ったと主張しているが、証言を裏付けるような証拠はほとんど出てきていない

まぁきれいに終わる戦争なんて無いって事ですかね。