中国が大統領宮殿を建設 東ティモール、石油が狙い?

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090827/asi0908272029002-n1.htm
 インドネシアからの独立を決めた1999年8月30日の住民投票から10周年を迎える東ティモールで27日、中国の援助で建設された大統領宮殿の落成式典が開かれた。東ティモール沖合では最近、海底油田の採掘が本格化しており、石油利権に絡んだ援助との見方も出ている。

 在ディリ中国大使館によると、中国は既に外務省庁舎も援助で建設しており、政府系庁舎建設支援の総額は約4千万ドル(約37億円)。今後、防衛省・国軍本部のほか、兵士用家屋100棟も建設する予定

 中国の傅元聡大使は式典の冒頭、「両国関係の新しいページを開くもので、今後、関係を強化していきたい」と強調。東ティモールのラモス・ホルタ大統領は「中国の人々による友好の印で、農業や電気、技術情報などでも支援してもらい、感謝している」と語った。(共同)

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独立した東ティモールを支援するくらいなら、チベットウイグル、台湾、内モンゴルの独立も認めればいいのにと思うのですが。