アフガンのケシ栽培、前年比22%減

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090902AT2M0203302092009.html
 【カブール=共同】国連薬物犯罪事務所(UNODC)アフガニスタン事務所は2日、同国のケシ耕作地は前年比約22%減の12万3000ヘクタールとなり、2年連続で減少したとの調査結果を発表した。ケシから取れるアヘンの今年の生産量も前年比約10%減の6900トンになるとの見通しを示した。

 UNODCは反政府武装勢力タリバンがアヘンなどからの収益を活動資金にしていると指摘。タリバンはテロや攻撃を活発化させており、ケシ生産量の減少が弱体化には結び付いていない。

 UNODCによると、アフガン北・中部で栽培をやめた地域が多く、全34州のうち、耕作地がなくなった州の数は昨年の18から20となった。

 2007年にピークを迎えたケシの生産量は減少傾向にある。アヘン価格も下落、今年は売却益の総額が約40%減の4億3800万ドルになると推定した。 (21:01)

ケシ栽培が減ってもタリバン弱体化に結びつかないというのは、
湾岸オイルマネータリバーン資金に ホルブルック代表指摘
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090826/p3
の見方が正しいということでしょうか。