中派要人も異例の批判=中国・新疆の香港記者殴打事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000071-jij-int
【香港時事】中国新疆ウイグル自治区のウルムチでデモの取材をしていた香港のテレビ局記者らが人民武装警察の兵士に殴打された事件で、香港側の反発が強まっている。親中派の要人までが中国当局の対応を批判するという異例の事態だ。ウルムチの武装警察は4日、香港のテレビ局TVBとNOWの記者・カメラマン計3人を一時拘束し、警棒で殴るなどの暴行を加えた。
TVBなどは「現場の記者らは記者証を持って正当な取材をしていた」と主張している。しかし、9日付の香港各紙によると、同自治区政府新聞弁公室の侯漢敏主任は8日の記者会見で「記者らは記者証を提示しなかった」「騒ぎを扇動した疑いもある」と決め付けた。
中国当局のこうした対応に香港の報道各社や民主派だけでなく、親中派も反発。9日の地元ラジオによれば、香港選出の全国人民代表大会(全人代)代表(国会議員に相当)グループは「武装警察の行為は粗暴だ」として、中央政府による調査を求める書簡を全人代の呉邦国常務委員長に送った。
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親中派要人の名前が知りたかったところですが、出てないようですね。