<ウイグル>世界会議議長、当局に謝罪を要求―台湾メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090927-00000016-rcdc-cn
27日、テロ組織と関係があるとして、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長の台湾入境を台湾当局が拒否した問題で、カーディル議長が同当局に謝罪を求めていたことがわかった。写真は高雄国際空港。2009年9月27日、台湾の通信社・中央社によると、テロ組織と関係があるとして、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長の台湾入境を台湾当局が拒否した問題で、カーディル議長は同当局に謝罪とこのたびの介入措置の撤回を求めていることがわかった。環球時報が伝えた。
同記事によると、台湾当局はこれに対して、「我々は間違ったことをしていない。謝罪する必要はない」との見解を発表し、今回の措置は、台湾の安全と利益に照らして行われたものであることを強調した。
【その他の写真】
台湾行政機構の呉敦義(ウー・ドゥンイー)氏によると、台湾の安全部門が「東突(東トルキスタン)組織」などテロ組織に関係のある者の入境を禁止しており、台湾内務部門が26日、世界ウイグル会議と東突組織との深い関わりを証明する資料を提供したという。東突組織の秘書長は国際指名手配の対象となっている。
カーディル議長は、米国での記者会見で、台湾当局がテロ組織との関係を理由に入境を拒否されたことについて、驚きと悲しみを表明している。同議長は、高雄市が主催する「高雄映画祭」で同議長のドキュメンタリー映画が公開されるのを受けて、訪台を予定していた。(翻訳・編集/津野尾)
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東突組織というのは過去の新聞記事の中からみつけることは出来ませんでした。
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E6%9D%B1%E7%AA%81%E7%B5%84%E7%B9%94&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
ETIMなら少しは出てくるんですが
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=ETIM+%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
秘書長の件もよく分かりませんでした。
■ウイグル自治区でも3月にデモ 五輪後の中国に変化期待
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080509/1210351513
にウイグル人自身の言葉があります。
また同じ本の紹介になってしまいますが、
- 作者: 杉山文彦,時事通信外信部
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東トルキスタン情報センターのアブドゥジェリリ・カラカシ代表は2002年12月以下の事例を列挙して「本当のテロリストは誰か」と弾劾した。
(1)カザフにあるウイグルスタン解放組織の創始者が1998年秋、自宅で襲われ翌年春に死亡した。
(2)情報センターの中央アジア地区代表が99年5月、キルギスのマフィアに拉致され行方不明となった。
(3)カザフのアルマイトで2001年5月、ウイグル人基金会の代表が、自宅で惨殺された。
(4)キルギス・ビシケクのウイグル文化協会首席が2002年4月、暴漢に殺害された。ウイグル独立派もこうした情報発信に努めているものの、中国当局の圧倒的な宣伝戦には太刀打ちできていない。2002年夏、キルギス政府から「今年5月にETIMメンバー2人を中国に送還したが、彼らはビシケクで米大使館などの攻撃を計画していた」との通報が米当局に入った。この情報が、米政府によるETIMのテロ組織認定を最終的に決定づけたといわれる。
その後中国、アメリカ、キルギス、アフガニスタンの4カ国共同提案を受け国連もETIMを「テロ組織」と認めた。国際社会から「アルカイダ一派」の烙印を押されてしまったのである。
まぁ僕も中国当局の圧倒的な宣伝戦には太刀打ちできないでしょうが、加勢しておきます。