台湾の国防報告、中国軍優位認める 米に武器売却促す

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091021AT2M2003620102009.html
 【台北=新居耕治】台湾の国防部(国防省)は20日2009年版の「国防報告書」を発表、「両岸(中台)の軍事力の優位はすでに明らかに中共(中国)に傾いている」と指摘し、同報告書で初めて中国軍の優位を認めた。国防部は中国が軍備増強を進める一方、台湾の武器購入が滞っていることが背景にあるとしており、馬英九政権は米国に武器売却への働きかけを強める構えだ。

 報告書は馬英九政権発足後の中台対話の再開などにより、中台間で「武力衝突が起こる可能性はすでに大幅に低下している」との現状認識を示した。一方で中国は最終的に台湾を統一する目標を変えておらず、武力衝突の可能性は依然として存在しているとした。

 中国の軍事力については、 1500基超の保有ミサイルのうち、 1300基超を台湾対岸に配備し、命中精度を大幅に改良しながら量産していると分析。空・海軍の増強も進めており、コンピューターウイルスを使ってネットワークを混乱させるなどの情報戦の能力も高めているとしている。 (07:00)

与那国町長選>日本最西端の孤島で陸自誘致争点 自公推薦「推進」現職が再選
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090803/p5
とかも民主政権になって流れそうですが、友愛の海の向こうでは確実に競争原理が働いているようです。

追記:
考えてみたらアメリカもこの件中国寄りかもしれませんね。
ミサイル技術移転規制 米、中国に実質「緩和」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091017/p1