台湾への圧力強める方針、中国軍副主席が強調

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091027-OYT1T01064.htm
 【ワシントン=黒瀬悦成】中国中央軍事委員会の徐才厚副主席は26日、ワシントンで講演し、中国の軍事力増強に関し、「我々は覇権を求めていない。中国の国防政策は自衛を重視している」と述べ、国際社会に脅威を与えていないと主張した。

 一方で副主席は、台湾を念頭に「中国は完全な統一を実現していない」と述べ、「人民解放軍の装備を適切な段階まで近代化させることが必要だ」と強調、台湾への圧力を強める方針を鮮明に打ち出した

 米軍艦艇が今年に入り、南シナ海での調査活動を中国艦船から繰り返し妨害された問題では、「中国の排他的経済水域EEZ)内で活動しており、中国の国益を侵害している」と警告。ただ副主席は、「米中の軍事関係はオバマ政権発足後、改善している」と述べ、米中の軍事交流を拡大する意向も明らかにした。
(2009年10月27日21時39分 読売新聞)

昔自分たちの国の一部だったから手に入れたいというのも覇権に入ると思うのですが。しかし彼らは「安全保障のジレンマ」という言葉を知らないんでしょうか