<国連>米軍空爆による市民の犠牲増を懸念 非協力も批判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091028-00000059-mai-int
 【ニューヨーク小倉孝保】国連人権理事会のフィリップ・アルストン特別報告者(オーストラリア)は27日、国連総会でここ1年の世界各地の非合法殺害状況について報告した。この中で、アフガニスタンパキスタン国境付近での米軍の活動について、無人爆撃機を使った空爆で一般市民の犠牲が増えていることに懸念を表明した。

 特別報告者はまた、無人空爆による犠牲について「国連は、結果的に不当な殺人が行われていることを懸念しているが、米国は国連への説明を拒否している」と米政府が特別報告者の調査に協力しないことも批判した。

 特別報告者は6月からこの問題で米国に説明を求めているが、米政府は「国連の調査範囲は軍事や情報活動関連には及ばない」と協力を拒否している。

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オバマ大統領になってから多国間協調が増えたと思っていたのでこれは意外でした。