「アフリカを半分占領」リビア外相が中国の“進出”に警戒感

http://sankei.jp.msn.com/world/china/091110/chn0911102107005-n1.htm

 リビアのムーサ・クーサ対外連絡・国際協力書記(外相)は、10日のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトのインタビューで、アフリカに多数の労働者を送り込むなど、アフリカで存在感を増す中国について「アフリカを半分占領しているようなものだ」と、強い警戒感を表明した。

 中国はエジプトで開催された中国アフリカ協力フォーラム閣僚級会議に温家宝首相を派遣、アフリカ向けに約100億ドル(約9千億円)の低利融資を実施する考えを表明するなど、資源獲得を狙い投資を拡大。一方“アフリカの盟主”を自任するリビアは中国の影響力拡大に神経をとがらせている。

 クーサ書記は中国の振る舞いについて「帝国主義を想起させる」と指摘。アフリカ支援は、リビアが現在議長国を務めるアフリカ連合(AU)を通じて行うべきだと強調した。(共同)

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産経新聞からですが、アフリカの盟主が中国を非難しているというのは、ありそうではありますが、産経新聞の希望も含まれているのではないでしょうか。というのはリビアがアフリカの盟主というのが言い過ぎのようなという。
ニュース検索でアフリカの盟主、AUの盟主をしらべてみると
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E7%9B%9F%E4%B8%BB%7CAU%E3%81%AE%E7%9B%9F%E4%B8%BB&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
やはりアフリカの盟主は南アフリカで、リビアAUの盟主を目指しているという感じですね。