大量の爆弾製造材料を発見、タリバーン拠点のアフガン南部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000009-cnn-int

カブール(CNN) アフガニスタンで反政府武装勢力掃討に当たる北大西洋条約機構NATO)主導の国際治安支援部隊ISAF)は10日、南部カンダハルの倉庫の捜索で爆弾製造に使う大量の材料を発見したと報告した。

硝酸アンモニウム約227トンと路上仕掛け爆弾用の部品約5000点となっている。15人を拘束した。また、倉庫近くの敷地でも別の硝酸アンモニウムを見付けた

2001年末の米英主導の軍事作戦で政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバーン自爆テロなど新たな手口で米軍、ISAFなどに攻勢を掛けている。また、路上仕掛け爆弾による攻撃も増加、ISAF兵士の犠牲者も拡大している。アフガン南部はタリバーンの勢力拠点。

【関連記事】
・「大統領が増派決断」報道、ホワイトハウスは全面否定
ゴルバチョフ氏、アフガン政策でオバマ政権に「助言」
・英各地で戦没者追悼行事 アフガンの英兵死者は201人に
・英兵の戦闘行為での死者200人に、アフガン軍事作戦
タリバーン敵対の指導者狙う爆弾テロ、死傷者 ペシャワル近郊

パキスタンでもアフガニスタンでもタリバンは攻撃にさらされてますが、これだけ大量の材料を置いて逃げなければならなかったと言うことは、戦闘終結も近いということでしょうか。しかし山間部では、10月半ばから雪ということで、この先は来年春まで動きは無いかもしれませんね。