イランとの接近「よくない考え」 米国務長官が南米諸国に警告

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091214AT2M1200614122009.html
 クリントン国務長官中南米諸国に対し、イランと親密な関係を築こうとする国は「どんな結果を招くかよく考えるべきだ」と述べ、同地域でのイランの影響力拡大をけん制した。ベネズエラボリビアを名指しし「(イランとの接近は)非常によくない考えだ」と警告した。中南米政策に関する11日の講演後、参加者の質問に答えた。

 長官は、イランが中南米諸国との関係強化を狙っていることは認識しているとした上で「この国がテロの主要な支援・促進・輸出国であることを考えてほしい」と指摘した。

 同地域での中国の影響力拡大に関しては「中国などいかなる国も他国と経済関係を結ぶことになんら問題はない」とする一方で、各国政府が汚職や環境への影響などに十分注意を払うべきだと語った。(ワシントン支局) (12:56)

イランとベネズエラと言うと、
イラン大統領ベネズエラ到着、反米のチャベス大統領と会談

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000017-cnn-int
(CNN) イランのアフマディネジャド大統領が24日夜、南米3カ国歴訪の最後の目的地ベネズエラの首都カラカスに到着、翌25日にチャベス大統領と会談した。エネルギー、投資、貿易、科学などの分野で両国関係の強化策を話し合う見通しで、計約70件の新協定を締結するとの見方も出ている。

両首脳は共に反米路線を掲げており、チャベス大統領は南米で最大のアフマディネジャド大統領支持者。歓迎式典ではお互いを「兄弟」と呼び合い、親密さを見せた。

イランは核開発計画で欧米と厳しく対じしているが、ベネズエラ、ブラジルやボリビアのウラン鉱山開発に強い関心を示しているアフマディネジャド大統領は今回、この3カ国を訪れている。

チャベス大統領は今年9月にイランを訪問した際、ベネズエラエタノール工場建設、イランのガスエネルギー開発などで協力を確認している。

ボリビアはその前に行っています。
イラン大統領、反米左派のボリビアを訪問

http://sankei.jp.msn.com/world/america/091125/amr0911251152009-n1.htm
 南米歴訪中のイランのアフマディネジャド大統領は24日、ボリビアを初訪問し、反米左派のモラレス大統領と会談した。ボリビアは電気自動車向けのリチウムイオン電池の原料となるリチウムで世界有数の埋蔵量を誇り、同国が目指すリチウム利用開発の調査をイランが支援するとの協定に調印した。

 AP通信などによると、ともに反米の両首脳は「帝国主義(米国)の圧力」に対抗する上での協力強化を確認。イラン側はボリビアに総額10億ドル(約890億円)の援助・借款を提示した。ボリビア側はこれを天然ガスの生産増大などに投じるとみられる。(共同)

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IAEA報告書「無用に政治問題化」 イランの担当大使

しかしこの2国以外にも
ブラジル「独自外交」 核問題でイラン擁護 欧米と一線
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20091125/p6
のブラジルとか、もっと言えば、
イラン、中国が最大貿易相手国に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070904/1188939759
中国、イランの油田開発で契約
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090119/1232355172
の中国とかあると思うのですが。特に最初の記事の最後の部分中国なら不問と言っているように思います。