タリバーン、赤十字に初めて拘束者との面会認める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000009-cnn-int
カブール(CNN) アフガニスタンのイスラム強硬派タリバーンが赤十字に対し、拘束者との面会を初めて認めた。赤十字国際委員会(ICRC)が15日明らかにした。
赤十字のチームは先月下旬、北西部バドギス州でタリバーンに拘束されているアフガン治安部隊要員3人と2回面会した。拘束者の状態や、タリバーンに拘束された時期は「身元を保護するため」公表されていない。
ICRCは紛争地帯で拘束されている人々と定期的に面会し、状況や処遇を調べている。アフガニスタン国内ではこれまでに136カ所の拘束者を訪れたが、タリバーンに面会を許可されたのはアフガン軍事行動が始まって以来初めてという。
ICRC関係者は首都カブールで、今後は他の地域で他の反政府武装勢力に拘束されている人々とも面会し、人道的な扱いを受けているか確認する方針を明らかにした。
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