IAEA事務局長と会談 「大変良かった」とイラン

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100207/mds1002070031001-n1.htm

 イランのモッタキ外相は6日、安全保障国際会議が開催中のドイツ・ミュンヘンで緊急記者会見し、イラン核問題に関連して国際原子力機関IAEA)の天野之弥事務局長と同日、会談したことを明らかにした。

 モッタキ外相によると会談は約30分で、「大変に良い会談だった」と強調。イランが低濃縮ウランを国外輸送し、研究用原子炉の燃料として返還を受けるとのIAEA草案について、意見交換したという。また、外相は三つ選択肢を出してイラン側の要求を伝えたという。天野氏がどう答えたかなどは明らかにしなかった

 イランのアフマディネジャド大統領は2日、IAEAの草案について「何ら問題はない」と述べ、昨年12月の拒否宣言から一転、譲歩姿勢に転じていた。同外相も5日、同会議で「(欧米などとの)最終的な合意に近づいている」と述べていた。(共同)

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イランと日本の関係もこれでよくなっていくといいのですが。