軍兵士が首相を一時拘束=ギニアビサウ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100401-00000203-jij-int
 【ロンドン時事】アフリカ西部ギニアビサウからの報道によると、同国で1日、ゴメス首相が国軍兵士らによって一時身柄を拘束される事件があった。首都ビサウにあるゴメス首相の執務室に同日午前、兵士たちが突入し、首相を連行。側近や家族によると、首相は数時間後に無事解放され、私邸に戻った

 ギニアビサウでは、昨年3月にビエイラ大統領が国軍兵士によって射殺されるなど終わりの見えない政情不安が続く。今回の事件の動機や背景は明らかでないが、同国では麻薬密輸をめぐる抗争が国家の首脳を巻き込む形で頻発している。 
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今までのエントリは
ギニアビサウ>ビエイラ大統領死亡 国軍兵士らにより射殺
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090303/1236027182
暗殺事件受け大統領選=28日投票、混乱拡大懸念も−ギニアビサウ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090628/p2

有力候補者が殺害されるなど政情不安が続いており、投票を機に混乱が拡大すると懸念する声もある。

最終的に大統領に就任したのが誰だか知らなかったんですが、今調べてみると、
朝日新聞2009/07/30
ギニアビサウ大統領に与党のサニャ氏当選

http://www.asahi.com/international/update/0730/TKY200907300050.html
2009年7月30日10時15分

 【ヨハネスブルク=古谷祐伸】アフリカ西部ギニアビサウからの報道によると、3月のビエイラ前大統領の暗殺を受けた同国の大統領選で、中央選挙管理委員会は29日、与党ギニアカボベルデ独立アフリカ党のマラム・バカイ・サニャ元暫定大統領(62)が、約63%の得票で当選したと発表した。任期は5年

 6月28日の大統領選は過半数の票を得た候補者がなく、サニャ氏と野党社会改革党の党首で元大統領のクンバ・ヤラ氏(56)の間での決選投票が今月26日にあった。

 ビエイラ氏は軍の兵士に暗殺された。直前に軍の参謀長が殺されており、ビエイラ氏の首謀を疑った軍部に報復された形だ。ギニアビサウは74年のポルトガルからの独立以来、政変が続いており、国民は貧困にさらされている。南米から欧米への違法薬物の密輸の中継地点に使われているとも指摘されている

情勢不安と麻薬問題という点では共通するようですね。