実現へ日本の協力期待=低濃縮ウラン移送合意―イラン外相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000071-jij-int
 来日したイランのモッタキ外相は31日、都内で講演し、先に同国がトルコおよびブラジルとの間で締結した低濃縮ウランの移送合意の履行に向けた日本の協力に期待を表明した。

 同外相はこの問題で過去数カ月、トルコ、ブラジルと同時に、岡田克也外相と1時間を超える電話会談を行うなど、日本とも繰り返し協議を重ねていたと指摘。「日本からもトルコなどとほぼ同じ内容の提案を受けていた」と述べた

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<岡田外相>イラン外相と会談 IAEA決議に従うよう要請

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000067-mai-pol

 岡田克也外相は31日、外務省の飯倉公館で、国連安全保障理事会で追加制裁決議が検討されているイランの核開発問題をめぐり、同国のモッタキ外相と会談した。

 岡田外相は、イランがブラジル、トルコと低濃縮ウランの国外搬出について合意したことを評価。実行への期待感を表明する一方、「核兵器開発の疑惑を晴らさない限り、追加制裁は避けられない」として、濃度20%のウラン濃縮の停止など、国際原子力機関IAEA)の決議に従うよう要請した。

 これに対しモッタキ外相は、ウラン搬出合意をめぐる日本の努力に感謝しつつも「核開発は平和利用目的」とする従来の主張を繰り返すにとどまったとみられる。今回の会談はイランの要請による。イランは、安保理の各理事国を訪問し、追加制裁決議に応じないよう説得活動を行っている。【吉永康朗】

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20%では核兵器にならないと思うのですが、どうなんでしょう。