【ガザ支援船急襲】死者9人に銃弾30発 英紙報道

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100605/mds1006051841003-n1.htm
5月31日、イスラエル軍兵士が乗り込みアシュドッド港まで回航されるガザ支援船(AP)

 イスラエル軍パレスチナ自治区ガザへの支援船団を急襲し9人が死亡した事件で5日付の英紙ガーディアンは、トルコ当局の司法解剖の結果として、射殺されたトルコ人活動家9人が計30発の銃弾を受け、うち5人が頭を撃ち抜かれていたと報じた。

 イスラエルは戦時の海上封鎖を実施、支援船が停戦に応じなかったため、船に乗り込んだところ活動家に襲われたとして正当防衛を主張。しかし、至近距離から頭や背中を撃たれていることから正当防衛の範疇を超える疑いが強いという。

 同紙によると、60歳の男性はこめかみ、胸、尻、背中に4発の銃弾を受けており、米国籍を有する二重国籍の青年(19)は45センチ未満の距離から顔や後頭部、足、背中を5回撃たれていた。他の5人も後頭部や背中を銃撃されていた。さらに6人が行方不明になっており、死者が増える可能性もあるという。(ロンドン 木村正人)

アメリカは今回の事件の調査をイスラエルに任すようなので、イスラエルの主張が通ってしまいそうですね。