3回目の大佐級協議開催=国連軍と北朝鮮―哨戒艦事件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100730-00000036-jij-int
 【ソウル時事】在韓国連軍司令部と北朝鮮軍は30日、韓国の哨戒艦沈没事件に関する3回目の大佐級実務協議を板門店で行った。

 双方は将官級会談の開催で既に合意している。ただ、国連軍は、哨戒艦事件が北朝鮮軍による朝鮮戦争の休戦協定違反に当たると判断。一方、北朝鮮は事件への関与を否定するとともに、自らの調査団の韓国派遣を主張しており、対立点が残っている。

【関連ニュース】
・【特集】緊迫!朝鮮半島韓国籍の脱北女性3人処刑か〜
・【特集】世界の航空母艦〜米ニミッツ級から中国の空母建造計画まで〜
・〔写真特集〕世界のミサイル
・〔写真特集〕最近の金正日氏〜奇跡の復活〜
・〔写真特集〕大韓航空機爆破事件

安保理議長声明では北朝鮮への非難は盛り込まれませんでしたが、国連でも、調査はしてたんですね。
北の行動「重大違反」 哨戒艦撃沈 国連軍、安保理に報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100726-00000001-san-int

 【ニューヨーク=松尾理也】韓国哨戒艦撃沈事件をめぐり、韓国などによる合同調査団とは別に、在韓国連軍司令部が特別調査を実施し、その結果報告書が米国連代表部から国連安保理に提出されたことが25日、分かった。国連外交筋が明らかにした。報告書は、北朝鮮による攻撃と位置づけた韓国の調査結果を「客観的かつ信頼できる内容」と評価し、北朝鮮の行動を朝鮮戦争休戦協定の「重大な違反」と位置づけている

 報告書は、沈没した韓国の哨戒艦「天安」について「意図的かつ計画的な行動の結果、沈められた」と明記した。北朝鮮の艦艇がそもそも事件現場の海域に侵入したこと自体を含め、魚雷の発射など複数の行動が「重大な休戦協定違反を構成する」と指摘している。

 調査結果は、事件とは無関係だと主張している北朝鮮への包囲網を、さらに狭めた格好だ。

 報告書の内容はすでに、在韓国連軍司令部と北朝鮮との間で板門店で開かれた大佐級実務協議の場で、北朝鮮側に明らかにされたという。協議で国連軍側は、撃沈事件が休戦協定違反であることを検討する「共同評価団」を招集するよう提案したが、これも調査結果にそったものとみられる。

 報告書はまた、安保理の15理事国にも配布され、米側は公開文書として取り扱いたいとの意向を示している。しかし、中国など一部から慎重な取り扱いを求める声も上がっており、今後協議が続けられる見通しだ。

【関連記事】
・「不屈の意志」北に示せ 米韓合同演習スタート
・「北に行って暮らせ」韓国高官が哨戒艦調査疑う若者に
・韓国と北朝鮮、ARF議長声明に「満足な内容」
・米、北の違法な海外200口座を特定 韓国紙
・【軍事情勢】米韓対北作戦「5030」の衝撃度

これはまだ目が離せませんね。