国連、４５個人・団体の制裁を解除 タリバンとアルカーイダ

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100803/erp1008031021006-n1.htm
　国連安全保障理事会のアルカーイダ・タリバン制裁委員会は２日、渡航禁止などの制裁対象としていたアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンや国際テロ組織アルカーイダ関係の計４５の個人・団体について制裁を解除したと発表した。

　内訳はタリバン関係が１０人、アルカーイダ関係が１４人と２１団体。

　アフガンのカルザイ大統領は国民和解の必要性から、タリバンの穏健派のメンバーら２０人について同委員会に解除を要請していた。

　委員会は１９９９年に設置。これまでに計４８８個人・団体を制裁対象にしてきたが、アフガン現政権との和平に応じたり、死亡したりしたケースなどが相次ぎ、見直しを進めていた。（共同）

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過去の記事では最大50人になるかもという事でした。
■元タリバン５０人の制裁解除を　カルザイ氏が国連に要請

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100712/asi1007121423001-n1.htm

　１２日付米紙ワシントン・ポスト（電子版）は、アフガニスタン政府高官の話として、同国のカルザイ大統領が反政府武装勢力タリバンの元メンバー最大５０人に対する制裁解除を国連に求める方針だと報じた。タリバンとの和解の姿勢を示す目的。

　同紙によると、現在１３７人がタリバン関係者としてブラックリストに記載され、渡航禁止などの制裁措置を受けているが、解除を求める５０人はタリバンとの関係を断っているという。

　カルザイ政権はここ数年、国連に対して同様の要請をしてきたが、国連側は対象者がタリバンと絶縁した詳しい証拠などを求めている。（共同）

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しかし今まで読んだ記事では、カルザイ大統領もタリバンは国内の組織で出来るだけ寛容、アルカイダは国際テロ組織で、欧米含めて批判的だと思っていましたが、アルカイダの方が解除された人が多いんですね。意外です。
■タリバンに投降呼び掛け　アフガニスタン大統領
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100215/p1
など参照