米F35を20機調達へ=15年から配備、航空戦力の優位確保―イスラエル

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100816-00000011-jij-int
 【エルサレム時事】イスラエルのバラク防相は15日、米国が主体となって開発している次世代型戦闘機F35を20機調達することを承認した。費用は27億ドル(約2300億円)。イスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)が伝えた。2015年からの配備を予定しているという。調達は閣議で最終承認を受ける必要がある。

 イスラエル軍は、ステルス性を備えた最新鋭のF35の配備で、中東域内における航空戦力の優位を保ちたい意向だ。イスラエルでは、イランの核開発疑惑に懸念が高まっており、イラン空爆説もたびたび浮上している。

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日本でも次期主力戦闘機に検討されているF35ですが、
F35暗礁 調達価格2倍…米、導入を2年延期 空自、中国にらみ気をもむ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100322/p1
では

調達価格が当初予想の1機約5千万ドル(約45億円)の倍近くに達し、導入時期も2年ほど遅れる

F35の調達価格が1機当たり約8千万ドルから9500万ドルになるとの見通し

となっていましたが、20機で27億ドルならそれ以上という事になりますね。

また導入は2年遅れて15年の終わりごろといわれていたようですが、これは変わらないようですね。

おそらく、サウジへのF15売却をにらんだ処置では無いでしょうか。
F15サウジ売却、84機計画=装備はイスラエルに配慮―米政権

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100810-00000091-jij-int
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日までに、オバマ政権がサウジアラビアにF15戦闘機を84機売却する計画だと報じた。10年計画で総額は300億ドル(約2兆5700億円)。来月にも米議会に売却を通告する。

 サウジは過去にF15を調達しているが、性能を向上させた改良型を購入する。サウジ南部のイエメン国境地帯での武装勢力掃討を強化する狙いもあるとみられる。ただ、サウジの軍事力増強を警戒するイスラエルに配慮し、今回の売却計画の仕様では長距離射程の対地兵器は搭載できない

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イエメンでは対米聖戦やアルカイダ系の武装勢力の問題もありますから、アメリカが双方に武器を売って儲けたいというよりは、本当に切実な問題としてサウジにF15を売ったのではないかと思いますが。
イスラム教指導者アウラキ師の肉声か 対米聖戦を呼びかけ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100319/p2
イエメン政府、北部の反政府武装勢力との停戦を発表
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100213/p2