ソウルの観光競争力、アジア太平洋地域12都市中5位(東京1位)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100907-00000025-yonh-kr
【ソウル7日聯合ニュース】ソウルの観光競争力がアジア・太平洋地域の主要観光地12都市のうち、5位と評価された。

 ソウル市は7日、世界観光機関UNWTO)と昨年11月から共同開発してきた「都市観光競争力指標」に基づき、12都市の観光競争力を分析した結果、ソウルは7点満点中3.98点で5位だった。

 1位は4.67点の東京。2〜4位は、シドニー(4.51点)、シンガポール(4.47点)、北京(4.01点)が占めた。6位以下は、香港(3.97点)、上海(3.80点)、オークランド(3.79点)、バンコク(3.43点)、大阪(3.24点)、クアラルンプール(2.96点)、マニラ(2.65点)と続く。

 同指標は観光環境とインフラ、観光価格価値、都市化、観光ガバナンス、観光知識資源、観光人的支援の6分野・61指標で構成されている。

 具体的には、ホテルの客室数やコンベンション施設数、交通手段、為替相場、航空券の価格、主要通貨の価値をマクドナルドの「ビッグマック」の価格で換算し比較する英経済誌エコノミストの「ビッグマック指数」、経済成長率、衛生、観光予算、海外メディアで取り上げられる頻度、都市魅力度、展示会開催回数、教育水準など。高機能携帯電話(スマートフォン)のアプリケーション数、市民の歓待、観光関連フェアへの参加回数なども含められている。

 ソウルは、衛生や水質などは他都市と共同1位、競技場の収容力やビザカードが使用可能な現金自動預払機(ATM)の数、観光市場の労働水準、公共サービスは3位だった。

 一方、ホテルの客室数、自動車レンタル会社数、ショッピング環境、都市魅力度、都市レベルのマーケティングブランディング効果は9位、海外メディアで取り上げられる頻度は10位、政府支出は11位、燃料価格の水準は最下位だった。

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